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Waves&Resonance Vol.3 - The Boats Japan tour in Osaka -

2012年6月22日(金) 18:30 -(開場18:00)
入場料:予約/2,300円(1ドリンク付)
    当日/2,500円(1ドリンク付)

UKマンチェスターより、2年ぶりに来日するエレクトロニカユニットThe boatsの大阪公演。
同時に来日するThe boatsのサポートメンバーもつとめるdanny Norburyと、aus、ASUNA、omoidemaigoらが共演します。

出演

the boats(Andrew Hargreaves + danny norbury)
danny norbury + aus
asuna
omoidemaigo


the boats

元Hood、The Remote ViewerのCraig TattersallとAndrew Hargreavesにより結成。 英国moteerよりリリースされた初期3作品と彼らが運営するour small ideasのアイテムは 全て廃盤となる程、ヨーロッパで高い人気を誇る。 2008年にはflauより日本デビュー作となるアルバム『Faulty Toned Radio』をリリース、Peter Broderickがその年のベスト・アルバムに選出するなど各方面で高い評価を受ける。ミニマル・テクノへと接近した『Words Are Something』、レアトラック集『Sleepy Insect Music』を挟み、今年12Kより『Ballads of the Research』を発表。伝統的なバラッドを現代の物語として提示したという本作にはDanny Norbury、Chris Stewart、Cuusheが参加。生楽器とエレクトロニクスを丁寧に折り重ねた美しい作品となった。グループ名に象徴されるように、ゆらゆらと水面を漂うような繊細さと儚さを併せ持ったアコーティック・サウンド。
*今回の来日はAndrew Hargreaves(写真右)のみとなります。


danny Norbury

Nancy Elizabeth、Rafael Anton IrisarriそしてLibrary Tapesの作品・ライブなどで名脇役として活躍しているマンチェスター在住のチェロ奏者。The Boatsでは第3のメンバーとして参加。static caravanやonoからソロ作品をリリースした後、2009年にLacie's Recordsより1stアルバム『Light In August』を発表。ゆったりとした音符の動きが心地よい雄大なチェロの音色と、控えめなピアノの伴奏の多重録音で作り上げた、デリケートで美しいこのモダン・クラシック作品は、各所でベスト・アルバムに選ばれ、現在ヨーロッパ中からその才能に注目が集まっている。


aus

東京出身のアーティストYasuhiko Fukuzonoによるソロ・プロジェクト。
幼少期から音楽に触れ始め10代の頃よりキーボードとテープレコーダーを用いて、主に実験映像作品などの音楽を手掛けてきた。2004年よりaus名義で活動開始後、ベルギーのエレクトロニック・レーベルu-coverからのリリースを皮切りに、2006年には NYのMusic Relatedより全曲女性ヴォーカルで構成したベッドルーム・ポップの傑作『Sonorapid』を発表。その後も積極的にリリースを重ね、 『Lang』、『Curveland』など5枚のオリジナル・アルバムを残してきている。自身がオーナーを務めるflauも設立し、現在までに20枚以上の作品を発表。最近ではストレイテナー、Tujiko Norikoへのリミックス提供やSylvain Chauveau、Lindsay Andersonらとのコラボレーションなどで日常の音を巧みに取り入れた繊細なサウンド・プロダクションを披露している。これまでにSummer Sonic、SonarSound Tokyo、De La Fantasia、Electronic Tribeなど国内を代表する音楽フェスティバルにも出演。2010年にはロンドンのUnion Chapelをはじめ、ヨーロッパ9都市を回るツアーも成功を収め、ワールドワイドな活動を展開。エレクトロニック・ミュージックをベースとしながらも、人肌を感じさせるような暖かいサウンドと、緻密かつ大胆なビート・メイキング、透明感溢れる美しい旋律に彩られた個性的な作品の数々を発表している。
http://ausmusik.com/


ASUNA

2003年にスペインのLucky Kitchenよりデビュー・アルバムを発表後、国内外問わず様々なレーベルより作品を発表、2008年に集大成的な2枚組の3rd.アルバム"THIS"をvectors/HEADZよりリリース。最新作は米ブルックリンを拠点とするMusic Relatedから発表された"flowers"。プリペアドされたリードオルガンとエレクトロニクスによるドローンを主体としつつ、ギターやクラリネット、チェロ等 の様々な生楽器と電子音響が絡み合った作曲作品から大量の玩具楽器やカシオトーン、サンプラーを使ったジャンクでローファイな作品まで、多様なスタイルを一貫したナラティブな作品としてまとめあげる特徴を持つ。さらに、佐藤実(m/s,SASW)との共作アルバムとしては3作目となるアルバム"Measure In Nature"がグレッグ・デイヴィスのレーベルAutumn Recordsよりこの5月に発売されたばかり。ほかにもOpitopeとの共作アルバムを米シンシナティのStudents of Decayから、アヴァン・フォーク・ドローン・バンドHELLLのメンバーとしてJackie-O MotherfuckerのTom Greenwoodが主宰するU-Sound Archiveより作品をそれぞれリリースしている。並行して、語源からその原義を省みた「機関・器官」としてのオルガンを扱ったインスタレーション作品の展示も行う。また、3 inchミニCD専門レーベルaotoao、カセット・テープ専門レーベルwaiting for the tapesを運営。
http://www.aotoao.jp/
http://d.hatena.ne.jp/wftt/


omoidemaigo

奈良県在住のナカガイトイサオによるソロユニット。2003年から活動を開始。
「夢のサウンドトラック」というコンセプトのもと、エレクトロニクス、ギター・ ドローン、フィールドレコーディング、コラージュ、ノイズなどの手法を駆使し、夢が内包する多様な感覚を表現するべく楽曲制作やライブ活動を行う。 2009年、大阪ARTCOURT Galleryの展覧会「migratory - 世界に迷い込む -」にて、映像作家・林勇気氏の作品の音楽を担当。
また、ソロ名義以外では、SJQやTESTCARDなどのグループで活動中。
http://www.eonet.ne.jp/~maigo/


the boats


danny Norbury


aus


ASUNA


omoidemaigo


(企画・制作/pastel records + sukima industries)