<< guild-Darren Moore japan tour in Osaka-

図書室の日 >>

某月某十某日

2012年7月21日(土) PM3:33 ~ 日没までには終わります
入場料:2,000円

出演

白い汽笛
TERRA
山路知恵子
3月33日

白い汽笛

白い汽笛は小倉向(ギターと歌)と松原哲也(ベース)と寺島タマミ(オルガンとウクレレ)の男三人組ですよ。ゆったりインストゥルメンタルや小倉さんの優しい歌声もきけますよ。たぶんおおよそ半分半分くらい。ビールとわたがし。僕らと同世代でこれから親友や悪友として付き合っていけるかもしれないですね、同じような価値観を持っているだろう楽しい人たちですよ、きっと。

台所、夕飯の支度、コトコト煮てる、椅子にかけ待ちぼうけ、ぼぅっと、入り込んできた向こうの部屋は陰世界や、へその下あたりにキュウっと集まって、キュン、背中そわぞわして、またキュウっと集まって、キュン、チシン、シン、プーファっ、とうふ屋のラッパ、シューカタカタ、鍋のふた、ウーつって、たまにゴトゴトん、冷蔵庫、ギュルり、腹のむし、気がついて際立つ唾ゴクり音、暑っ、あっ、換気扇まわさな。

時に台所ミュージック(煮込み中)、今日は何処かな何処かな白い汽笛さん。なので、白い汽笛は今僕の頭ん中ではとうふ屋さんのラッパということに鳴っています。(文・野間康太)


TERRA

△TERRA▲…別府深緒+チョン・S・マッハ ◎◎◎歌と鍵盤のnew!pop◎◎◎ 皆さん歩けば大地が揺れる。大地が揺れれば皆さん踊る。

〈TERRAについて〉ラテン語で「地球」という、それはそれは大きな意味を持つそのバンド名ですが、実は2人の音楽はとてつもなく遠いところに視点があって、そこから小さな地球(TERRA)、小さな私、そして小さな花やミミズや石ころまでも見つめているように感じます。時間が経ち、大人になり、小さなものから遠く離れれば離れるほど見落としていってしまうことを、2人の生み出す幼さと頼もしさを併せ持った音楽が気付かせてくれます。

小さいなりにも地球(TERRA)には果てしなく面白いことが詰まっていて、TERRAの音楽はそれを知っているからこその自信と希望に満ちている気がしてなりません。だから、遊び心あるひねくれたアレンジも聴き手にはとても純正なポップスとなってスーッと届くのでしょう。今までもこれからもたくさんの人の心を揺さぶり続けるバンドなのだと僕は勝手に思っていますし、この日もそうなればいいな、と思います。(文・倉光紘佑)


山路知恵子

仙台のバンド『yumbo』のドラマーです。ほかにも様々な方と一緒に演奏しておられたり、ソロで演奏されたり、うどん職人であったりします。どれも素敵で、そういう物事に優劣はないのですが、先日初めて念願のユンボのライブを見て「あ、山路さんはユンボのドラマーなんや」と改めて思いました。

ユンボの時には聞くことのできない(僕が聞いてないだけなのかもしれませんが)山路さんの歌声が大好きです。この日は、夏というか暑いのがたぶん苦手なはずの山路さんに、真夏の真っ昼間にドラムをたたきながら、うたってもらいます。

ドラムにしても歌にしても、確固とした強い何かが山路さんにはあって、その何かがきっと僕にはなくて、そのことがとても羨ましいのだけれど、いつになっても僕には持てそうにもないから、山路さんのドラムと歌をずっと聞いていたいと思うのです。(文・長田展季)


3月33日

倉光紘佑(ギター)、長田展季(ドラム)、野間康太(ベース)からなる3人組の歌を中心にしたバンドです。この度「ミソラシロ」というCDを発売しまして、作品の録音場所であるフロート(と、アバンギルド)で、CD発売の記念イベントを企画しました。当日はCDの録音をして頂いた東岳志さんがエンジニアです。フロートでは、上記の素晴らしいミュージシャンの方々と一緒に出演します。どうぞお越しください。

企画 : 3月33日