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映画『ひとつの歌』短歌と映画ワークショップ

2013年1月19日(土) 13:00(開場12:30)- 17:00
入場料:2,500円

映画『ひとつの歌』の第七藝術劇場での公開関連イベントとして、出演の歌人・枡野浩一さんと、監督・杉田協士さんによるワークショップを開催します。
各参加者のみなさんが詠んだ短歌を枡野浩一さんが講評。その中から映画化する短歌を数首選出。その場でビデオカメラを使って撮影します。終わり次第、上映してみなさんで観賞します。短歌を詠んだことがない方も、これを機会にぜひチャレンジしてみてください。(短歌=音数のリズムが五七五七七になっている詩。季語は不要)

映画『ひとつの歌』

枡野浩一(ますの・こういち)

1968年、東京生まれ。1997年に短歌絵本『てのりくじら』(実業之日本社)他で歌人デビュー。簡単な言葉で読み手を感嘆させる作風は、糸井重里氏から「かんたん短歌」と命名される。短歌のみならず、詩、歌詞、小説、コラムな ど幅広く執筆。NHK「スタジオパークからこんにちは」の「かんたん短歌塾」、フジテレビ系列「世界は言葉でできている」など、テレビ出演でも知られ、日本テレビ系列「踊る!さんま御殿!!」出演時に「踊る!ヒット賞!!」受賞。短歌を主役にした青春小説『ショートソング』(集英社文庫)、石川啄木研究読本『石川くん』(集英社文庫)、選集『ドラえもん短歌』(小学館文庫)、詩集『くじけな』(文藝春秋)など編著書多数。2013年春より、高校の国語教科書に短歌代表作《毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである》が掲載される予定。現在、隔週刊テレビ雑誌「TV Bros.」にてコラム「書を捨てて町も捨てて」を連載中。ツイッターでスカウトされ、杉田協士監督『ひとつの歌』に出演。最新作は13年ぶりとなったオリジナル短歌集『歌 ロングロングショートソングロング』(雷鳥社)。

杉田協士(すぎた・きょうし)

1977年、東京生まれ。黒沢清氏、篠崎誠氏、青山真治氏など、多数の監督の現場で助監督を務める。塩田明彦監督『カナリア』ではメイキングディレクターを担当。第7回TAMA NEW WAVE正式出品作『河の恋人』(監督・脚本)がきっかけとなり、長編デビュー作『ひとつの歌』の制作がスタート。同作は、2011年の第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」正式出品作となり、爆音映画祭で知られるboidの新シリーズ「boid new cinema」の第一弾作品として、2012年10月13日より渋谷・ユーロスペースにて公開。順次全国上映予定。最近作は、枡野浩一詩集『くじけな』(文藝春秋)を著者自身が朗読しながら町を行くセミドキュメンタリー『くじけないで手紙を書いた』(監督・脚本)。アッバス・キアロスタミ監督作『ライク・サムワン・イン・ラブ』にメイキング撮影スタッフとして参加。池袋コミュニティ・カレッジほかで映画ワークショップも随時開催。『ひとつの歌』制作過程で撮った写真作品が、枡野浩一氏をはじめとするスタッフ全員に支持され、『歌 ロングロングショートソングロング』(雷鳥社)に写真家として参加。

関連イベント:映画『ひとつの歌』

会場:第七藝術劇場
日程:2013年1月19日~1月25日
http://www.nanagei.com/

関連イベント:ひとつの歌の短歌と写真トークイベント

会場:蒼月書房
日時:2013年1月18日(金)19:30-21:30(開場19:00)
http://www.boid-newcinema.com/hitotsunouta/news.html




(企画・制作/杉田協士)