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2014年12月20日(土) 19:00 - 21:00
料金:1,000円(お汁粉付)
参加者の皆様とレジデンス修行の基本として掃除・挨拶・瀧行をし、最後にお汁粉を食べます。
岸井大輔(ホームレス/劇作家)
タカハシ 'タカカーン' セイジ
劇作家
1995年より、他ジャンルで追求された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品を制作している。
代表作『P』『potalive』『文』『東京の条件』
1970年11月生。
最初の記憶から人形劇をしている。小学校ではままごとと学級会演劇に明け暮れる。
1982年開成中学入学。演劇部で小劇場と諸現代芸術を見ながら、演劇だけが近代芸術であることに疑問をもつ。
1989年早稲田大学大一文学部入学。1995年に演劇以外の芸術 ジャンルは、そのジャンルを定義することでジャンルそのものを問い直した先達が現代芸術を創った(美術におけるバウハウス・デュシャン、音楽における シェーンベルク・ケージ・シェーファー、ダンスにおけるラバン・フォーサイスのような)が、演劇にはいないことが、演劇が現代芸術である 原因 だと 確信す る。あるいは芸術におけるモダニズムの完遂を「創作方法によるジャンルの形式化」と捉え、われわれの世代の演劇人の歴史的役割はこの問題と向き合うことだ ろうと考え、創作の指針とする。
1995年から、スタニスラフスキーシステムなどの演劇創作の方法論を形式と捉え、演劇概念を拡張する試行を開始。記憶の再生が演技を生 み出 す事 そのものを演劇と見なすプロジェクト『記憶の再生』、判断を全てサイコロに委ねる演劇『P』などを発表。その過程で、演劇を「人間の集団を素材と する」と定義。人間集団として、「まち」を捉え、まちが表現する状況を設定する作品群『POTALIVE』、人間集団へ出入りする場を演 劇と して 提示するシリーズ『LOBBY』、集団が良い劇を創作する方法の一つを形式化したワークショップのシリーズ『作品を創る/演劇を創る』、日本集団 を日本語を通して捉えるプロジェクト『文(かきことば)』などがある。
2009年から2012年には、東京における公共を考えるために、ハンナアーレントの『人間の条件』を戯曲と見なし都内で上演するプロ ジェク ト 『東京の条件』実施。会議体/準備室などの諸プロジェクトを通し、人間集団を創る作品を手掛ける。
2013年上演を『人間集団を美的に捉えそれに立ち会うこと』と定義した。
1984年10月大阪府吹田市生まれ、その後大阪府三島郡島本町で幼少期を過ごす。直近(2012年頃から?)では、大阪市内にある安 治川 倉庫FLOATで過ごすことが多い。
ミュージシャンで、バンドとしてはgeeq名義で活動する。
直近(2014年)では、人間の根源的なタイム感をベースにした音楽集団、タカハシセイジかんじれんしゅうフィル(仮称)を立ち上げた。
常に世界初の概念や企画を考え出しては、突発的にイベントなどを催している。
直近では、無職・イン・レジデンス(正式には2014年2月7日)を生み出す。
主な企画としては、やってみたかったことをやってみるための時間'みるみる'(旧称フロリズム)、無音散歩、生誕53周年祭無職誠司 (旧姓高橋)記念パーティー、映画の予告編を楽しむ会、独奏会「ウイスキーがのめるまで」、読書フェス〜読書のためのフェス〜、協奏会 「ウイスキーがのめるまで」、?を自動販売機で売ろう!WS、着メロ音楽祭&インスタレーション2014、無職・イン・レジデンス VS コミュニティ難民などがある。
岸井大輔氏に出演いただいた企画は、無職・イン・レジデンス VS not vs or anti vs(FLOAT/2014.6.16)です。
最新情報としては、2014年11月2日、それまでの無職・イン・レジデンスを柱としつつも無職研究室を設立し、タカハシが室長に就任。早速、無職スペクトラムという無職新定義化に向けた指標を提示したことが挙げられます。
大阪市西区安治川2丁目1-28 安治川倉庫