<< 図書室の日
2015年5月10日(日) 18:00 - (開演18:30)
料金:2,000円
現在にわかに注目を集めつつある中央ヨーロッパの音楽シーンにおいて、エレクトロ・アコースティックの中心グループとして活躍するチェコのGurun Gurun(グルン・グルン)が初来日ツアーを行います。
子ども向けテレビ番組の架空の惑星から名付けられたというそのグループ名のように、不可思議かつ牧歌的な電子音響に可憐なメロディーが特徴的なその音楽はゼマンやティルロヴァーに代表されるチェコアニメに通ずる寓話のような世界観です。
Cokiyu、Cuusheなどが参加したニュー・アルバム『Kon B』の発売に合わせた初の来日ツアーとして、様々なコラボレーターを迎えながら全国6カ所を巡ります。
関西公演は大阪・西九条のインディペンデントスペースFLOATにて開催。
本公演ではGurun Gurunが新作のコラボレーターCuusheをゲストボーカルに迎え、スペシャルセットでのパフォーマンスを予定しています。また、共演者として、伝説のアヴァンポップグループAfter Dinnerで活躍し、いまなお国際的な活躍を続けるアーティスト・HACOがこちらも新作『Secret Garden』を引っ提げて出演。
さらには、Gurun Gurunの盟友であるサウンドアーティストASUNAが、関西が誇る実験ターンテーブリスト・ヤマモトタカヒロとのduoで激突します。類稀なるセンスを持つ両者によるエッジ全開のインプロビゼーションはまさに必見!
最後に、神戸在住の電子音楽家musika-ntと大阪在住のギタリスト貝つぶによるユニットminor houseは、両者の阿吽の呼吸による繊細で心地よいサウンドスケープを創造する隠れた実力派。こちらもお見逃し無く。
以上、スタートからクローズまで盛りだくさんの内容でお届け致します!
ぜひご来場ください。
http://sukimaindustries.blogspot.jp/2015/04/gurun-gurun-japan-tour-in-osaka.html?m=1
Gurun Gurun(from チェコ) + Cuushe(ゲストボーカル)
Haco
ASUNA × ヤマモトタカヒロ
minor house
チェコを代表とするエレクトロ・アコースティック・グループ。子ども向けテレビ番組の架空の惑星から名付けられたというそのグループ名のように、不思議なアンビエント・サウンドと可憐なメロディーが特徴的なその音楽は、ゼマンやティルロヴァーなどチェコアニメに通ずる寓話のような世界観を持つ。
メンバー4人全員が多数の楽器を操るマルチ ・プレイヤー/作曲家/エンジニアでもあり、Home Normalより発表されたデビュー・アルバムではOpiateやMoskitoo、Sawakoといったゲストらを迎え、日本でも注目を集める。
5年ぶりとなるニュー・アルバム『Kon B』は、ストリングスを中心により多くのマテリアルをミックスしたエレクトロ・アコースティックでありながらも、クリアでドリーミーな質感は損なわれておらず、Cokiyu、Cuushe、Mikoらによるゲスト・ヴォーカルが彩りを添えている。アートワークを担当したアンジェラ・ディーンによるジャケット画は、幽玄かつ叙情的なGurun Gurunの音楽性をよく象徴している。
メンバーのヤラ・タルノフスキとトマス・クノフリツェクはMiou Miou(ミュウ・ミュウ)としても活動しており、Minty Freshや日本のRallye Labelからも作品を発表している。また、タルノフスキは中欧のアンダーグラウンド・シーンをまとめたMixシリーズを度々発表している。
Gurun Gurun ft. Cuushe – Atarashii hi from Home Normal on Vimeo.
ゆらめきの中に溶けていくピアノとギター、 空気の中に浮遊する歪んだシンセサイザー、数々のアーティストがフェイバリットに挙げる拙くも圧倒的な存在感を持った歌声。
2009年にデビューアルバム 『Red Rocket Telepathy』 を発表、Julia Holterらがリミキサーとして参加したEP『Girl you know that I am here but the dream』を2012年にリリースし、瞬く間に完売。たった3曲の新録にも関わらず、TIMEOUT Tokyoのベストアルバムに選出される。アメリカの人気アーティストSlow Magicが手がけたリミックスがYoutubeでの再生回数約60万回を記録、デビュー作収録の『Airy Me』のミュージックビデオがインターネット上で大きな注目を集める中、2013年全編ベルリンでレコーディングされたセカンドアルバム 『Butterfly Case』を発表。現行のミュージックシーンとは一線を画す独創的な歌世界が絶賛され、Pitchforkなどの海外の主要音楽メディア/ブログで軒並み高評価を獲得。ファッション界からの注目も高く、デンマークのファッション・ブランドとのコラボレーションや、本国のNYLON Magazine、Fred Perryのウェブサイトで紹介されるなど、そのビジュアルと共に世界レベルで活躍を期待される日本人女性アーティストといえる。これまでに Julianna Barwick、Grouperの来日公演をサポート。今年4月に待望の新作EP『Night Lines』をflauとCASCINEよりリリースした。
ヴォーカリスト、作曲家、エレクトロニクス奏者、サウンドアーティスト。80年代に音響芸術を学び、After Dinnerを結成すると共に作品が国際的に評価される。近年、声と有機的なエレクトロニクス手法を用いた独自のパフォーマンスを展開。透明感のある歌声と音響技術が融合した実験的ポップ感覚をつめこんだ楽曲によって、世界中にファンをもつ。これまでにソロやHoahio等のCD発売多数。海外の革新的な音楽/アートフェスティバルからの招聘をうけ毎年のように公演ツアーを行っている。2015年3月には、通算6枚目にあたるセルフプロデュースの歌ものソロアルバム「Secret Garden」が国内Nuovo Immigratoよりリリースされる。11公演に及ぶヨーロッパツアーも大好評を博した。
今回のイベント出演は、ヨーロッパ凱旋を記念しての《『Secret Garden』 HACOレコ発記念 &ヨーロッパ凱旋ライブ - vol.1》となる。
10代の頃からLOS APSON?やKurara Audio Artsといった名物レコード・ショップにおいて話題を集め、2003年にスペインのLucky Kitchenよりアルバム『Organ Leaf』を発表。それと前後して、語源から省みる事物の概念とその再考察をテーマとして「Organ」の語源からその原義を省みた「機関・器官」としてのオルガンを扱ったインスタレーション作品『Each Organ』を発表。以降、アメリカ、イタリア、イギリス、日本など国内外問わず多数のレーベルより作品を発表。プリペアドされたリードオルガンとエレクトロニクスによるドローンを主体としつつ、ギターやクラリネット、チェロ等の様々な生楽器と電子音響が絡み合った作曲作品から大量の玩具楽器やサンプラーを使ったハードコアでジャンクな作品まで、多様かつ両極端とも言えるスタイルをテーマごとの手法を緻密に練り上げることによって、様々な仕掛けとともに不断に展開し聴くもの意識に働きかける作品として一貫した特徴を持つ。
近年の活動では、美術作家であり元WrKの佐藤実-m/s、電子音響ユニットのOpitope/畠山地平、鳥取出身の電子音楽家のshibataらとの共作によるアルバムを多数発表。さらに、minamoの安永哲郎、The Medium Necksの飛田左起代、Irving Krow Trio、Hochenkeitのジェフ・フッチィロとジェイソン・ファンクとともに結成したアヴァン・ロック・バンドのHELLLとして2015年初頭にアルバムを発表したばかり。昨年はベルギーのMeeuw Muzakより『100 Keyboards』を発表し、一ヶ月以上にも及ぶヨーロッパ・ツアーを成功におさめるなど海外での演奏活動も盛んに行っている。これまでに"transmediale"、"Happy New Ears"、"International Festival of Computer Arts"など国際的フェスティヴァルにも多数出演。並行して、カシオトーン・コンピレーション・シリーズや加藤りま、The Medium Necksの単独作などをリリースする 3 inchミニCD専門レーベルaotoao、ならびにカセット・テープ専門レーベルWFTTapesを運営している。
特殊なターンテーブルのインプロビゼーション演奏を行う。2010年まで活動したターンテーブルデュオ BusRatchの元メンバー。プリペアドレコード、さまざまなオブジェクトをターンテーブル上で再生、カートリッジとアームによる増幅で音を即興的に構築する、その誤作動とコントロールと何か。
ソロ演奏を始め、アキビンオオケストラ、対極など、様々なバンド、ユニットで活躍する貝つぶ(ギター)と、ポータサウンドソロ演奏でおなじみ?のspace eauuu店主musika-ntによる、打合せなし!で意外と上手に小さくまとまる一発勝負ミニマムユニット。
大阪市西区安治川2丁目1-28 安治川倉庫