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中嶋佑一個展「404」

2014年11月15日(土) - 11月30日(日)
14:00~21:00(土曜日のみ翌6:00まで)
月曜・休
入場:無料

- いつも、生まれた場所から150キロ -

自分は自分のことをよく知らない。
未だ。
自分以外の何かになったことがない。
変身。
もしかしたら、自分になったこと、も、ないのかもしれない。
そうだ。
だから、その「何か」、に聞こうと思う。
なんで、なんで、なんで。
そして、自画像を描いてもらおうと思って。
どんなんなん、どんなん、なん。
自分という何かを、何かが作った、だから、その何かが生まれた場所で、
空や地面に、動物や人、という何かに、教えて、もらう。
とても、青い。

人が生まれる時、誰も親を選べない国籍も性別も生まれるはずの場所も選べない。
自分自身についてさえ。
生まれるために、決められることは何もない。
雷に、なんて。

だから、その場所で生まれてしまったことの意味を考えてみたい、
何かを知ることができるなら知ってみたい。
人が、そこで生まれた意味ってなんなんでしょう。

中嶋 佑一

1981年 兵庫県生まれ。10代の頃より独学でもの作りを始める。
2011年頃まで舞台やパフォーマンスなどの衣裳デザインを中心に活動する。過去に、劇団維新派、BABY-Q、Noism、ヨーロッパ企画、contact Gonzo、子供鉅人、unit-Cyan、小澤征爾(サイトウキネンフェスティバル・オペラ・バレエ)などの舞台公演に関わる。
2011年を頃から美術分野での活動を始める。「イテ、イナイモノ。」(2012年・個展)、「みっけ!このはな2012」(2012年・グループ展)など。
http://yuichinakashima.blogspot.jp/




企画:中嶋佑一(担当:米子匡司)